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  •                                     <四季折々の山と花の風景>
2016/10/29 (土) 21:11:51

静寂で重厚な深秋の西上州@大山・倉門山・天丸山・宗四郎山

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天気の良い時に西上州は大山と天丸山と帳付山の岩峰へもう一度訪れたいと思っていた。それは数年前にここを歩いた時には天気が悪く、終始ガスっていて何も見えず仕舞いだったからだ。でも、今回は帳付山からの眺めは諦めて倉門山から宗四郎山までの、県境尾根を歩いてみようと思う。秋も深まり、山の紅葉もだいぶ下がってきた。両神山の山頂から眺めた県境尾根の紅葉を思い出し、訪れてみることにする。









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今回、登山口となるのは天丸橋である。

正丸峠を越えて志賀坂峠を越え、野栗から奥名郷へと車を走らせた。

大山へ登り、大山から展望のない倉門山へ

そして、天丸山の岩峰を目指す。









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天丸橋から沢沿いに入山したが

道は荒れていて、所々に目印となるリボンが現れる。

谷間から吹き上げる風は冷たく、単独行動するにはちょっと心細い感じだ。









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やがて沢を詰めて鞍部へ出る。

そこから進路を北へ変え、大山の岩稜に取り付いた。

途中、大ナゲシ、赤岩岳、両神山のゴツゴツした山容が飛び込んでくる。









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西に目を向ければ、帳付山が顔を出し









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大山の山頂へ到着だ。









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大山から天丸山はかなり低く見える。

こう眺めると天丸山はあまり目立たない存在だが、ほぼ垂直の岩肌を登らなければならず

ちょっとその辺の自信がない。

以前はガスっていたので、高度感が全くなかったのを憶えている。

目の前に垂れ下がったロープと、ホールドすべき場所を探すのに夢中だった。









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しばらく大山で休憩し、倉門山を経て天丸山へと足を延ばす。

稜線へ上がると寒風が吹き荒れ、初冬を感じさせる。









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天丸山は大山と違って、岩頭の付け根から垂直に立ち上がっている岩峰だ。

目の前に垂れ下がっているロープをしっかりと握りしめ、気合を入れて一歩一歩上がった。

しかし、数メートル上がっただけで息切れしてしまい、仕方なくザックを途中の踊り場に下ろす。

空身になったところで再び上を目指した。









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山頂ではウロウロしながら

そして、目の前に見える帳付山を眺め、足場を確保しながら直ぐに降りはじめる。

平静を保っているつもりでも、下山となれば恐怖心がより一層出てしまう。

慣れない登攀もクライムダウンで何とか無事に降り立つことができた。

携帯電話も圏外となってしまう山域では転倒や滑落に充分注意をしなければない。

勿論、宗四郎山への県境尾根コースも時間と相談しながら諦めることも視野に入れていた。









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ここで再び倉門山まで戻り、そこから派生している尾根を東へ進んだ。









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しばらくすると見晴らしの良い岩場に出る。

ここは尾根から少し外れた場所にあり、踏み跡を観察していれば、その分岐に直ぐ気付くだろう。









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それは、大山の岩峰が手に取るように眺望できる場所だ。









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そして、正規な尾根に戻り、再び東へ向かう。

この先で注意しなければならない場所が焼山だ。

尾根をそのまま進んで焼山の岩稜を歩くのは無理と判断して、巻き道を選択する。

それも山腹の急斜面をかなり長くトラバースしなければならない。









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やがて、焼山を巻いて下ると、待ちに待った宗四郎山が見えてきて

更に下ると祠のある山吹峠に降り立つ。









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峠から登り上げると視界が開けた場所に出て、埼玉県側の山なみがうかがえる。

それは、南天山からブドー沢の頭へと続く尾根だ。









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天丸山ほどではないが、数本ロープが掛けられている急斜面を登り上げると

宗四郎山の山頂直下から大ナゲシと赤岩岳が一望できる場所へ出る。









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赤岩尾根に続く両神山も良く見えた。









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そして、本日の最終目的地、宗四郎山へ到着だ。









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まずは、歩いて来た県境尾根と焼岩を眺め









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帳付山も眺めたりして









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深秋の西上州を味わう。









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一方、埼玉県側に目をやれば

遠くは和名倉山、唐松尾山を









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目の前には低く垂れこんだ雲に隠れて見えない甲武信岳と

南天山からの稜線があった。

ここでしばらく腰を据えて休憩する。

緊張感で空腹も忘れてしまい

一安心したところでのんびりと至福の昼食だ。









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そして、下山は山吹峠まで戻り天丸トンネルへ下ればいいだけで









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名残惜しい錦秋の風景を眺め重い腰を上げる。









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計画では山吹峠から群馬県側へ下山することも考えていたが

急がば回れで埼玉県側へ降り立った。

その後は林道を歩いて天丸橋まで戻ったが、今日は誰にも合わず静かな山だった。




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あんぱん