• RSS1.0
  • RSS
  • Admin
  •                                     四季折々の山と花の風景
2016/11/26 (土) 19:57:51

ラッセルを10分で諦めた大室山と避難小屋でまったりと過ごした加入道山

R0000045_R_2016112619354967d.jpg 
早々と積雪を記録した関東地方だが、11月に雪が降ったのは54年ぶりだという。また、新潟のスキー場では一部のゲレンデがオープンしたもようだ。これで山も冬の装いをしてしまった。そこで、今回は雪化粧した富士山を目的に丹沢の加入道山と大室山へ出掛けた。しかし、山頂の稜線は予想外の積雪で、大室山までのラッセルは10分で諦め、加入道山の新築された避難小屋でまったりと過ごし、少し物足りなさを感じながら下山してしまった。









R0000014_R_201611261935038d6.jpg 
 上空に真冬並みの寒気が入り込んだ影響で、関東地方では24日の朝から広い範囲で雪が降った。

東京都心でも1962年以来の54年ぶりとなる初雪を観測したらしい。

そこで気になるのが富士山だ。

通勤電車の車窓から眺めてはいたが、やはり山なみに浮かぶ雪化粧した姿が眺めたく

道志から丹沢の加入道山と大室山を目指して登ることにした。









R0000017_R_2016112619350763c.jpg 
そして、早朝に出発したが、道志道へ入ったところのカーブで車が横滑りしてしまう。

ヒヤッとした瞬間だったが、幸い事故にはならなかった。

しかし、肝を冷やす思いに不安を感じながら走行する。

それからは慎重にゆっくりと運転して、何とか登山口へ到着した。

まだスタットレスタイヤへ交換していなかった事を後悔する。









R0000021_R_20161126193507227.jpg 
早朝に家を出たが、寝過ごしてしまったので予定よりも1時間遅れで入山した。

しかし、朝食をしっかり食べてからの出発なので、気分的には落ち着いていた。

狙いは大室山からの富士山である。









R0000028_R_2016112619351125e.jpg 
標高を上げると目的の山容が顔を覗かせる。

天気は上々、青空の広がるピーカンだ。









R0000039_R_20161126193514067.jpg 
御正体山と今倉山の間に南アルプスも眺められ









R0000041_R_20161126193544185.jpg 
やがて、まだ稜線に出ていないところで念願の山容が姿を現す。

やはり広い裾野が入ることで重厚な感じがした。

いつまでも眺めていたいが、ここは足元が狭く落石にも注意しなければならないようなトラバース地帯だ。

ここで昨日のものと思われるトレースが突然消えてしまう。

足型の方向を見れば、どうやらここで引き返したらしい。

時間がなくなってしまったのだろうか、それとも積雪からして戻ったのか。

そんな事を考えながら慎重にトラバースする。









R0000047_R_20161126193557c31.jpg 
この先、踏み跡がまったくない状況に稜線は目と鼻の先だった。

その稜線へ上がったところで一息入れ

加入道山の山頂は近いと考えていたが、以外と長い感じがした。









R0000059_R.jpg 
やがてノートレース状態で静かな頂きを踏んだ。

そして、誰もいない加入道山避難小屋を後にして先に進む。

以外と陽当たりの良い場所に建てられている避難小屋なので、下山時にここで昼食を食べるつもりで

次は大室山へ向けて出発した。









R0000081_R_20161126193559ebe.jpg 
大菩薩の山なみを眺めながらラッセルが続く。

しかし、吹き溜まりでは膝上、場所によっては腿辺りまで積雪している。

まだ歩き始めたばかりだと言うのに、この状況下では単独での大室山は無理だと判断した。

たとえ到達出来たとしても戻らなければならないので、あっさりと諦めて避難小屋まで戻ることにする。

それに、雪も重く湿っていた。









R0000091_R_20161126193627cf9.jpg 
まだ10時前だと言うのに、この積雪では大室山までのラッセルに自信がなかった。

せっかくなので避難小屋でちょっと早めの昼食をとることにして引き返した。

そして、避難小屋の中はとても暖かく、陽だまりのテーブルで食べ始める。

そうこうしているうちに外が騒がしいので山頂を覗けば二人が休憩中だった。

話を伺えば昨夜は大室山で幕営をしたという。









R0000100_R_20161126193636f8d.jpg 
快適な避難小屋は新築されたばかりで、木の香りがした。

それに、天水を溜める小さなタンクも据え付けられていたが

トイレがないので小さなスコップが二つあっただけだった。









R0000107_R.jpg 
下山開始して大室山を振り向けばガスが掛かりはじめていた。

金時山から、または奥多摩方面から雲が流れていたが、予想以上に早くガスってきたという感じがする。









R0000120_R_20161126193641aa7.jpg 
やがて、道志の山々へもその雲が流れ着いていた。









R0000124_R_201611261936393a5.jpg 
稜線から道志へ下ろうすると、下から迷彩服姿の自衛隊員が上がって来た。

どうやら訓練らしい。

大きなザックに無線機や自動小銃らしき武器も装備している。

総勢30名程度だろうか、重装備しているヘルメット姿の中に教官らしき方や赤十字の腕章をした救護班らしき方々もいた。

話を伺えば、50Kg位の装備で三国峠までを歩いて行くという事だった。









R0000134_R_20161126193700593.jpg 
この付近の山へ登ると時々富士山麓から演習の音が聞こえてくるが、今回も大きな爆発音が鳴り響いていた。

ドドドーンと









R0000159_R_20161126193709f43.jpg 
天気は下り坂という事だが、早々と富士山もガスってしまって眺めることができなくなったので

雪面の落葉広いでもしながら更に下った。









R0000193_R_201611261937084c6.jpg 
朝のうちはアイゼンを履いたりしながら登ったが、下りは脱ぎ捨ててしまった。

と言うのも、アイゼンの底の雪が団子状態になってしまい、危険だと判断したからだ。

湿った雪だったのでそれほど問題はなかったのだが

今日は雪山用の登山靴ではないので、アイゼンを装着した感覚を確かめたかった。









R0000209_R_20161126193710252.jpg 
下山する頃には数人のトレースが出来たので

時間的には加入道山から大室山へ進むことも可能だったかもしれない。

しかし、気が進まずにあっさりと下山してしまった後悔と

ガスってしまった山頂を見上げては、これで良かったのだと自分に納得しながら帰宅した。




スポンサーサイト
Trackback(-) comment (0) | 山さんぽ
comment
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
あんぱん