• RSS1.0
  • RSS
  • Admin
  •                                     <四季折々の山と花の風景>
2016/12/10 (土) 22:49:34

三工場谷の大樽ノ滝と二工場谷から蕎麦粒山へ、そして有間峠から名郷谷左岸尾根で浦山

R0000053_R_20161211045804967.jpg 
静かな陽だまりハイクでもと考えたのが奥多摩の蕎麦粒山だった。それに、久しく会っていない浦山のおばあちゃんは元気だろうか。その後はどうしているだろうか。そんな事を考えながら、秩父は浦山の大日堂から歩くことにした。









R0000007_R.jpg 
大日堂から広河原逆川林道を歩いて行くとキャンプ場があり、その先に新秩父線55号と56号への巡視路入口があった。

橋を渡りしばらく進むと「遊歩道 大樽の滝」の看板が目に入り、まずは大樽の滝を目指すことにする。

予定外の行動だが、こんな看板を見つけてしまうと気になるところだ。

頭の中ではこの辺の尾根に乗れば蕎麦粒山へ行けるだろうと

軽い気持ちで考えていたので、滝見した後は適当に尾根へ上がればいいと思っていた。









R0000008_R.jpg 
遊歩道とは名ばかりで、しだいに怪しくなってくる。

荒れた林道を進んだり、崩壊した場所を通過したり、すっかり遊歩道という名前に引き込まれてしまう。









R0000011_R_201612110456288cb.jpg 
土石流で林道は寸断され、堤防を越えたところで山仕事の道へ案内される。

しばらくは九十九折に登り上げると怪しくなった場所に滝への道標を見つけ、三工場谷へ降りて行く。

ここが三工場谷だとは下山後に地図を見て分かった。

それにこの左岸尾根を上がると仙元尾根の大樽近くであることも知る。









R0000012_R_20161211045630681.jpg 
大樽の滝から尾根に上がる事ができれば問題ないのだが、山腹はとても急峻で上がれない。

ならば少し戻って上がろうと、尾根の末端近くまで戻って登ってみたものの

見上げる尾根の頭には岩壁が見えたので諦める。

この時点で巡視路55号と56号への道標は見失っていたが、結果的に55、56は仙元尾根への鉄塔だったので、結果オーライだった。









R0000019_R_20161211045625cbb.jpg 
尾根に乗る為には巡視路を探さなければならない。

その為、広河原逆川林道まで戻って出直す必要がある。

そこで、次に入った谷が二工場谷であり、54号へ続く道だ。

東電の黄色い杭には53号まで80分、54号まで50分とテプラで小さく表示されていたので、当然楽な54号を選択する。









R0000021_R_20161211045714033.jpg 
ここにはわさび田があるらしく、先ほどの遊歩道よりも、よほど整備された道が続いている。









R0000023_R_20161211045712fef.jpg 
しばらく巡視路の杭を探しながら進むと、54号は沢を渡って向かいの急斜面を登るらしく

オレンジ色のリボンが数ヶ所に着けられていた。

そのリボンを目で追うと獣道のように細く薄い。









R0000027_R_2016121104571847c.jpg 
やがて、隣の尾根が眺められる位置まで登り上げたが、ここまではリボンと巡視路である杭が道案内をしてくれた。

この時点で下山時に隣の尾根を使うとは知らずに、尖った先端部を眺めては予想外の山域だと感じる。









R0000030_R_201612110457112c5.jpg 
やがて巡視路と別れ

支尾根を拾いながら進むと今朝程尾根に取り付けなかった尾根と合わさり、北側に視界が開ける。









R0000037_R_2016121104571814a.jpg 
そうなると、ここから眺めている鉄塔は恐らく55号か56号だろうと推測できる。









R0000043_R_20161211045807367.jpg 
蕎麦粒山北尾根は雑木林が多いようだ。

ブナ林を期待していたが、山頂直下は馬酔木も目立っている。









R0000053_R_20161211045804967.jpg 
何度も期待しながら登り上げ、やっと蕎麦粒山の山頂へ飛び出ると二人が食事中であった。

ここで休憩に入り、こちらも食事をする。









R0000056_R_20161211045807c7c.jpg 
川苔山や大岳山を眺めながら簡単に食事を済ませ、有間峠へ向かう。









R0000059_R_20161211045808e48.jpg 
そして、蕎麦粒山を振り向きざまに眺め、都県境から有間山へ入る。









R0000065_R_20161211045808c7b.jpg 
すると眺めの良い51号鉄塔から広河原谷が









R0000069_R_20161211045917d9f.jpg 
更に大持山、小持山、高ワラビ尾根、それに滝ノ入頭も眺められ









R0000074_R_20161211045928166.jpg 
南へ目を向ければ棒ノ嶺や名栗湖を見渡す。









R0000077_R_20161211045929dfd.jpg

更に尾根を進むと蕎麦粒山へ登り上げた尾根が良く分かる位置に来た。

見えている鉄塔は54号でその左の支尾根を登ったらしい。









R0000081_R_20161211045930633.jpg 
やがて、タタラノ頭から右へ延びるバラ尾根と









R0000082_R_2016121104592809f.jpg 
低山ながらも奥武蔵の山なみが眺望される。

やがて有間峠へ降り立ち、林道をしばらく歩いて名郷谷左岸尾根を下る事にした。

ここを下れば大方の広河原逆川林道がショートカット可能だと判断した。

しかし、最大の不安は下って林道へ降り立つ時の壁にある。

尾根を下ったはいいが、林道へ降りる事ができなければ最悪だ。









R0000085_R_20161211050003fdf.jpg 
そんな事を考えているうちに左岸尾根に入ってしまう。

入口は踏み跡がはっきりしていたが、しだいに薄くなり、やがて消えてしまった。

伐採された場所から54号の鉄塔が更に良く見える位置に出る。

ここなら左端の53号や登り上げた蕎麦粒山北尾根も仙元尾根も丸見えだ。









R0000089_R_20161211050011cff.jpg 
下るには尾根の先端まで行き、急勾配のヤセ尾根を一度東へ折れる。

そして、数百m進んで再び北へ下る。

尾根は下がれば下がるほど落ち込んでヤセ細るので注意も必要だが、末端の不安も増幅されてしまう。

仮に林道へ降り立つ事ができなかった場合、最悪戻る必要もある。

そんな事にもなれば日没までに尾根をはい上がることは到底無理だろう。

遅まきながらも覚悟を決めて更に下った。









R0000094_R_2016121105001390a.jpg 
しかし、大持山の西尾根やその支尾根が眺められるようでは、まだまだ下がる必要があるようだ。

落葉の斜面をズルズルしながら

または、小枝をバキバキ折ながら下った。

すると、ついに尾根の端まで下ることが出来、林道が直ぐ下に見えている。

等高線的には西側が緩やかになっているのだが、東側の工事したコンクリート壁を頼りに探し回った。

作業員が昇降できるような位置が見つかり、そこから林道へ降り立つ事が無事できた。

林道へ出ると緊張感から解放され、足早に大日堂へ戻る。









R0000098_R.jpg

既に谷間は日が暮れてしまったように肌寒く

浦山のおばあちゃんちの暖かいストーブがありがたかった。

おじゃまして、しばらく話し込んでしまったが、変わらない元気な姿を見て安心した。

そうこうしているうちに、ぬくもり号の運転手さんも立ち寄ってくれたので

一足早く挨拶を交わして帰宅する。



スポンサーサイト
Trackback(-) comment (2) | 山さんぽ
comment
蕎麦粒山
たそがれオヤジ #-
あんぱんさん、こんにちは。久しぶりにコメント入れさせていただきます。
それというのも、私、以前から広河原谷支流の工場谷の方から蕎麦粒山に登ってみたいと思っていたからなのですが、ネットのどの記録を読んでも、下部での乗り越えに苦戦しているようで、これは簡単にはいかないなと思っておりました。
あんぱんさんも多少は手こずったようですが、意外とあっさりした感じで登られたようですね。コースを想像しながら地図を追いましたが参考になりました。
さらに名郷谷の左岸尾根下降ですか。これは知識がないので調べましたが、ここもまたやっかいな尾根のようですね。車道の擁壁が続けば、自然、急斜面と脱出に気を遣うことになりましょう。ここは知らないままに遠慮することにいたします。
仙元尾根から大樽の滝に下りた方の記事を読んだことがありますが、下からの様子は、やはり登れそうもない急斜面でしたか。大樽の滝そのものには興味もありますので、いずれ下見も兼ねて行って来たいと思っております。
浦山のおばあちゃんは元気でしたか。なによりでしたね。あんぱんさんのように直接的な知り合いではありませんが、あの方かなぁといったところがあって、あんぱんさんが浦山に行かれた記事を拝見する都度、ああ達者なんだなと半ばうれしくも思っているのですよ。
2016/12/13(火) 15:16:37 | URL | edit
たそがれオヤジさんへ
あんぱん #-
たそがれオヤジさん、コメント、ありがとうございます。
蕎麦粒山の北尾根は54号の巡視路をたどればおっしゃる通り、スンナリと歩けました。多少小刻みなアップダウンはあるものの山頂へ直接出ました。大樽の滝から仙元尾根は仕事道を素直に上がればイイのでは、と推測しています。あくまでもこれは個人的な想像です。52号から有間山の稜線へ出られますので、こちらも興味がわいてきました。それと、北尾根の上部は土がカチンコチンに凍っていましたので、これからの季節、状況によってはアイゼンを使う必要が出てくるかもしれません。
浦山のおばあちゃんとお会いしたのは、おそらく2年ぶり位かと思われます。田舎のおばあちゃんという感じで、立ち寄るといつも優しく接してくれるので、ついつい甘えてしまいます。
たそがれオヤジさんみたいな山歩きは出来ませんが、時々、静かな山が恋しくなるのは何故でしょうかね。そんな事を考えながら時々「たそがれオヤジのクタクタ山ある記」を参考に拝見しています。
コメント、ありがとうございました。
2016/12/13(火) 21:10:26 | URL | edit
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
あんぱん