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  •                                     <四季折々の山と花の風景>
2015/02/21 (土) 23:04:20

春の陽気に誘われて谷川岳

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今週末は移動性の高気圧にすっぽりと覆われる谷川連峰を眺めに出掛けることにした。しばらくご無沙汰していた谷川岳だが、雪深い上越国境の山容を一目見たいという気持ちで三千六十円を投資してしまう。その内訳は駐車場代とロープウエイ代で消えてしまったが、充分過ぎる程の眺望と春めいた暖かい雪山を体験することができ、それで帳消しだ。それ相応の冬山装備で臨んだが、残雪の春山という感覚で、手袋いらずのフリース一枚という暖い一日だった。そろそろ花の便りが届く季節でもあり、春は直ぐそこまで来ているという感じである。










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心配していた雪だが、多くの方が既に入っている様子で、ワカンは必要なかった。

とりあえず、アイゼンだけで天神尾根を登り出し、しばらくすると、吾妻耶山、榛名山、十二ヶ岳辺りが見えはじめる。









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雪の下になってしまった熊穴沢避難小屋は影も形もなく、入口だけがポッカリと大きな口を開けている。

その手前の熊穴沢の頭を下る際の2~3メートルのトラバースが唯一の難所だった。

ふと後を振り向けば赤城山が裾野を広げていた。









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高度を上げれば、なかなか見晴らしも良くなり、武尊山がひときわ目立つ位置になる。

そして、その左右には日光白根と皇海山が眺められた。









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更に高度を上げ、浅間山を遠望しながら俎嵓の山稜と小出俣山を眺める。

この時間になると暑さもピークになり、防寒用の帽子とジャケット、そして手袋を脱ぎ捨てた。

勿論、ペットボトルの水は凍っていない。

むしろ冷たい水が美味しく感じられるほどの日差しだ。









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こちらでは、山頂に近い肩ノ小屋から眺める万太郎山と、限りなく青い空が印象的だ。









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そして、この暖かい陽気で、汗を吹き出しながら山頂に到着した。

ここで眺望をゆっくりと楽しみ、体を冷やす。

まずは、振り向いて天神尾根と西黒尾根、そして奥に皇海山と右に赤城山









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北へ目を向ければ、尾瀬は笠ヶ岳に至仏山、そして燧ケ岳で、左下は白毛門だ。









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こちらは手前の雪庇が邪魔をしているので少々分かりずらいが、朝日岳から巻機山へ続く稜線だろう。









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もう少し、燧ケ岳と至仏山を大きく眺めて観たが、左の稜線上にちょこっと小さな三角の山が見える。

あれは・・・、景鶴山か。









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こちらは平ヶ岳、丹後山、越後駒辺りで、手前は白毛門のようだ。

こんなに眺めがいいと、三千六十円を投資した事を忘れてしまう。









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馬蹄型の山々も、白いと見分けがつかないが、笠ヶ岳に朝日岳に清水峠の稜線を眺める。

そして、奥は越後駒だろうか・・・









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土樽から左上にせりあがる万太郎尾根に、遠くは苗場山を眺め、オキノ耳へ向かう。









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ここまで来ると清水峠と巻機山が近い。









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何度眺めても見飽きない仙ノ倉への稜線、いい時に来たようだ。









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「天気がいいと、どこまでも歩いて行きたいですね・・・、帰りたくないですね・・・」

とは、近くにいた登山者との何気ない会話で笑顔になる。









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そろそろ肩ノ小屋の近くまで戻って、昼ご飯にしなければ腹ペコだ。

狭い場所で食べるよりも、今日は風がないので、広々とした視界の開けた所で、雪山を眺めながら食べたい。









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肉眼で眺められた遠くの山は、知っているところでは、まずは富士山に、八ヶ岳に、後立山と四阿山があった。









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そして、この景色を眺め、トレースから外れて雪の中に腰を下ろした。

食べたのは、おにぎりとコーヒーで、ちょっとありえない組み合わせになってしまう。

寒ければパンとコーヒーの予定でいたが、おにぎりが凍っていなかったので、コーヒーを飲みながら食べた。









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帰りたくないが、肩ノ小屋の近くをウロウロしながら下山開始する。









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登山者はワカンの人にスノーシューの人、そしてアイゼンの人にスキーの人と、いろいろだった。









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下る時も、あっちを眺め、こっちを眺め、ぶらぶらしながら降りた。









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雪洞を掘って宿泊するというパーティもいたり、単独で雪洞をせっせと造っている中高年もいたりして

谷川岳は楽しそうな方がたくさんいた。

でも、明日は天気がどうなるか、この好天は今日一日だけだと思う。









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下る目線は天神尾根と武尊山を眺め、更に下る。









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今朝、高速道路の事故渋滞で出遅れてしまったという若い青年は、2時まで行けるところまで行って下山すると話していた。

その他にもバックカントリーの方達が続々と登って来て、滑り降りて行く。









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眼下の西黒沢へ落ちるように消えてゆくボーダー達、山頂直下では表層雪崩があったらしく、シュプールだけが目立ち、人影はいない。









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ここまで下ってくると三峰山も現れた。









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ぶらぶらしながらも意外と時間が掛かったように思う。

講習会なのか、ビーコンを操作しながらワイワイ騒いでいる集団がいた。

バックカントリーに雪山登山者、それに雪洞訓練など、いかにも谷川岳らしい光景だと感じる。









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今日は素晴らしい天候に恵まれ、思う存分、谷川連峰の山々を眺望することができた。

相変らず人気の高い谷川岳だったが、満足したスノーハイクの一日だった。
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Trackback(-) comment (2) | 山さんぽ
comment
美しすぎます~♡
彩 #-
素晴らしい白銀の世界ですねぇ!!!

景鶴山の小さな△が可愛い♡
山梨百名山を終え、次は群馬百名山とか冗談言ってましたが、
調べたらこの景鶴山に登るのは厳しいらしいですね。
2015/02/23(月) 22:15:28 | URL | edit
彩さんへ
あんぱん #-
こんにちは、彩さん。
いつもハッピーなコメント、ありがとうございます。この日はとても暖かい一日でした。筑波山もさぞ暖かかったでしょうね。こうなると、もう春ですよね。ハナネコノメも、もう少しでのようですが、私も花の咲く春が待ち遠しいです。今年もたくさんの花に逢えるといいですね。
2015/02/24(火) 20:30:46 | URL | edit
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あんぱん