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  •                                     四季折々の山と花の風景
2017/05/27 (土) 22:44:05

至仏山も燧ケ岳も見えなかった水芭蕉咲く尾瀬ヶ原と静かなアヤメ平

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今週末は咲きはじめた水芭蕉を見に尾瀬ヶ原へ出掛けた。それに、残雪の至仏山と燧ケ岳も眺めたいと考えている。しかし、天気は終始曇り空で、至仏山も燧ケ岳も眺めることが出来なかった。でも、富士見下から林道を上がると次第に雪が現れ、長沢新道と鳩待通りでは尾瀬ヶ原とまったく違う静かな雪山ハイクを楽しむことができた。山ノ鼻から鳩待峠へ上がる木道では、予想外にハイカーと残雪が多く、すんなりと進めなかった。何はともあれ、静かな尾瀬とにぎわう尾瀬を感じた一日だった。









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家を出る時には雨が降っていた。

でも、登山口の富士見下へ着いた頃には雨も上がり

長い林道を歩き出す。

新緑と雨上がりの爽やかな空気が心地よく、鳥の声が聞こえる静かな春を感じた。









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そして、富士見小屋へ着き、富士見田代へ出たが

歩くところはまだまだたっぷりと雪が残っている。

ここまで来れば尾瀬ヶ原まであと一息、早速残雪の長沢新道を下り始めた。









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尾根は広く、赤いリボンを注意深く探しながら下るが

幸いにして目印となるリボンが頻繁に出てきた。

見失うと厄介だが、安心して残雪の斜面を、適当な歩き易い場所を選んで進む。









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すると、突然

目の前に見慣れない景鶴山と与作岳が顔を出す。

これならお天気は安心だ。

青空の広がる尾瀬ヶ原から至仏山と燧ケ岳が眺められるだろう。

そんなふうに尾瀬の風景を連想していた。









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下りつつある尾根が更に急勾配となる。

所々に夏道も現れ、踏み外し易い状況だ。

場所によっては残雪の下から勢い良く雪解け水が噴き出す音が聞こえる。









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踏み抜きを心配しながら、慎重に適当な場所を選んはジグザグに下った。

ここまで長沢新道を上がって来たパーティは単独を含め3組

6名の方とスライドする。









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そして、思い描いていた尾瀬ヶ原へ出た。

しかし、期待していた青空はまったく見えない。

ガスった空が大きな壁に見えてしまうほど真っ白だ。









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あれまぁ~

これから、どうしよう。

と悩んでいると一人の男性が声を掛けて来た。

アヤメ平までは雪がありますか。

登山靴でないと無理ですか。

という問いだった。

その方の履いている靴を眺め

それでは水が沁みて濡れてしまうと思います。

雪はたっぷりとありますので、赤いリボンを目印に上がれば大丈夫です。

6名ほどの方が上がって行きましたよ。

しかし、お勧めはしませんが。

と答える。









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すると、その男性は素直に

止めました。ちょっと先まで行って、水芭蕉を見て帰ります。

と言う。









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竜宮十字路まで出て見渡せば、想像以上にたくさんのハイカーが訪れていた。

この天気ではさっさと山ノ鼻へ向かった方が良さそうだ。

そう決める。









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期待した青空は見えないが

こんなガスった天気でも、何故か尾瀬には風情を感じる。

まるで、時間が止まっているような感覚だ。









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竜宮十字路のテラスで休憩した後は、ただひたすら木道を歩く。

すれ違うハイカー









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三脚を建て、カメラを構えるアマチュアカメラマン









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それに、ベンチに腰をおろして、ご飯を食べながら大声で話すジジババの団体









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小さな子供とおとうさん、おかあさんの家族連れ









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短パンに半袖姿の外人さんや









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ただ黙々と背負う歩荷さん









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そんな尾瀬ヶ原の風景がここにあった。









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山ノ鼻周辺も雪が多く、木道が隠れるほどだ。

しばらくキャンプ場脇で休憩しながら腹ごしらえをする。

頭の中では

峠まで上がって、鳩待通りへ入れば静かになる。

早くそこへ退避したい。

そう思いながら簡単に済ませた。









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案の定、鳩待峠への木道は数珠つなぎだった。

抜いても抜いても、目の前がつかえてしまう。

そんな事を繰り返しながら、やっとアヤメ平へ向かう山道へ入る。









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ここも想像以上に雪が残るが

赤いリボンを頼りに樹林帯を縫う様に進んだ。









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横田代の木道は出ていたが、そこから先はまだ雪深く









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長沢新道でスライドした2組5名の方と再び出会った。









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そして、唯一眺められた尾瀬の風景

それが、アヤメ平だった。

しかし、湧き上がるガスはその後、アヤメ平をいっきに飲み込む。









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やっと、富士見小屋へ戻った。

あわただしく回って来たが、ホットすると同時に

これで下山してしまうのかと思うと

何か忘れ物でもしたような気持ちになってしまった。



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Trackback(-) comment (2) | 花さんぽ
comment
忘れ物
トムラウシ #-
あんぱんさん、こんにちは♪
残念ながらバッタリお会いできませんでした。

そして至仏もヒウチも見えないガスの尾瀬ヶ原。忘れ物でもしたような、という表現がピッタリ。笑

この日は三伏平で残雪がまだ2mもあるとビジターセンターの人から伺いました。あんぱんさんのルートはさぞ大変だったことでしょう。(って、あんぱんさんからすれば楽勝ですネ♪)

今朝、山仲間からメールあり、昨日ヒウチ裏林道で遭難しかかった母親と子供2名(4歳と6歳)を確保したそうです。

知識・経験・装備不足の入山者が増えてきていて怖いですね。

またの機会に期待をつなぎます♪
(*^-^*)
2017/06/07(水) 13:00:15 | URL | edit
トムラウシさんへ
あんぱん #-
おはようございます。トムラウシさん。
ほんと、残念でしたね。あの雪でしたから、もしかして鳩待峠から入ったのではと期待していましたが、なかなか難しいようですね。それにしても、今年はどこも雪が多い様子です。夏山でも十分に用心が必要ですね。そろそろ小屋開けの時期になりましたので、北海道へ行く時は気を付けて下さいね。

雪山は登山道がないのと同じですので、非常に迷い易くなります。この日は直前に付けられた赤いリボンにずいぶんと助けられた感じでした。

また楽しみにしていますね。コメント、ありがとうございました^^
2017/06/08(木) 04:37:24 | URL | edit
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あんぱん