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  •                                     四季折々の山と花の風景
2015/02/28 (土) 23:50:31

ぐるっと三ツドッケから酉谷山とタワ尾根を下ってウトウの頭

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奥多摩の山が恋しくなり、静かな酉谷山からタワ尾根を下ってみることにした。と言うのも、今週は雲取山の山頂から富士山を眺めるつもりで出掛けたが、小袖に上がる林道が通行止めで、やむなく鴨沢から引き返して、東日原からグルっと酉谷山を周回したしだいである。すっかりご無沙汰してしまったタワ尾根のウトウの頭、久し振りに行って見たいと思っていたが、青空の広がる天気を考えればどうしても展望のある山を選んでしまっていた。そんな事もあり、数年ぶりにウトウの頭の芸術的なあの山名表示板が拝見したくなり、三ツドッケから酉谷山を経由して訪ねてみた。心配していた雪もだいぶ少なくはなってきたが、やはり酉谷山周辺はまだまだ膝上の積雪である。春めいてくると雪も緩んで踏み抜きが多くなり、歩きづらい。それに凍結場所もあって、アイゼンは手放せない季節だ。










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そんな事で、鴨沢から東日原へ戻り、気になっていた三ツドッケへ登り出す。

ちょっと遅めの出発だったが、ヨコスズ尾根を順調に進む。

そして、滝入ノ峰を過ぎたところで石尾根とタワ尾根が姿を現す。









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まだ残雪が残るタワ尾根、この時点では、まだあそこまで行けるとは考えてもいなかった。

一杯水避難小屋の積雪状況によっては、蕎麦粒山にするか、それとも酉谷山へ向かうか、ということを思案していた。









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そんな事で、蕎麦粒山へ行くのなら左の長沢背稜へ進んで、ハナド岩方向から三ツドッケに登ると決めていた。

しかし、思った以上に雪は少なく、パンをかじりながら考えた結果、この小屋の裏手から三ツドッケへと進んだ。

この時、気持ち的には既に酉谷山が頭の中でイメージされてしまっている。









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そして、三ツドッケに到着し、まずは山頂からの眺望にかぶりつく。

真正面には鷹ノ巣山と富士山を・・・









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右へ視線を向ければ、石尾根の先に雲取山、その手前には天祖山が顔を覗かせていた。









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こちらは今日の核心部の山並みで、酉谷山のピークとタワ尾根の横たわっている姿を眺める。









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後を振り向けば、こぶ二つのシャクナン尾根と、その奥に武甲山、大持山、小持山が・・・









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長い仙元尾根の上に蕨山から鳥首峠の稜線が重なり、更に奥武蔵の稜線が重なる。









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そして、天目背稜には仙元峠と蕎麦粒山を、その先には川苔山と本仁田山を眺める。









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山肌が削られた天祖山、その右手前にウトウの頭があるが、どれほどの雪があるのだろうか、ちょっぴり不安だ。

そして、足は三ツドッケからの眺望に感化され、既に長沢背稜へと向かっていた。









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途中、大クビレ、大平山も眺めるが、この積雪状況からすれば、大ドッケの福寿草もそろそろ咲きはじめる頃だろう。









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ハナド岩から中央のウトウの頭を確認した。

タワ尾根上に四つの黒くゴツゴツした突起部分があるが、左から二つ目辺りのピークがウトウの頭だと考えている。

展望もなく、ひっそりとした三角点だが、そこにある一風変わった山名板は、見るに値する陶芸品だと思う。









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更に長沢背稜を進むほど雪は深くなり、左側が切れ落ちた山道では滑落に細心の注意が必要だった。

雑木林の隙間から見える赤岩の頭、眼下には浦山のさくら湖が青々としている。

景色が眺望できるような開けた場所もなく、木々の間から眺められる風景でも覗き見をしているようで、また楽しい。









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やっと、酉谷避難小屋が見えてくる。

あと少しで雪のある長沢背稜から解放されるかと思うと嬉しい限りだ。









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酉谷峠付近から眺めた小黒に熊倉山へと続く長い尾根、そして両神山、ここにも想い出深い風景があった。









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そして、酉谷避難小屋へ到着するが、ここでは水を補給して直ぐに山頂へ向かった。









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ついでに酉谷避難小屋から見えるタワ尾根と石尾根を懐かしく眺める。









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やっと酉谷山へ到達した。

長い長い雪の道のりだったが、歩いて来た三ツドッケからの稜線を眺め、手際よく昼ご飯を準備する。









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手際よく準備をすると言っても、カップヌードルにお湯を注ぎ、3分間待つだけだが、素早くザックから取り出せない。

そんないらだちを感じながら毎回ご飯を食べている。

しかし、食べ始めれば気持ちもほころび安堵感でいっぱいだ。









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酉谷山での休憩もそこそこに、出発準備を開始する。

いつもなら食後は、のんびりとコーヒータイムで過ごすが、今日はそんな余裕はなくなってしまった。

それに、この先の雪も心配だったので、早目に休憩を切り上げ、歩き出す。









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和名倉山を眺め・・・









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両神山を眺め・・・









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更に長沢背稜を進んだが、雪面を踏み抜くと体力の消耗が激しいのと、気持ち的にダメージを受ける。

こんなノートレース状態がどこまで続くのか・・・









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そして、やっとタワ尾根に入ってみると、雪は少なくなっていたが、凍結場所が出てきてアイゼンを履く。

根っ子と凍結のタワ尾根は、ツルツル滑るし、引っかける、そんな状況になってしまった。









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大京のクビレはアイゼンがなければ通過出来なかった。

岩と根っ子、それに急登は、コースと凍結した足元を慎重に見定める。

そして、今日の目的地でもあるウトウの頭へ着いた。

山名板は二枚飾られ、一枚目のこちらは陶器で造られている。









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そして、二枚目のこちらは木製だ。

以前、これとは違う山名板があったが、心無い登山者が持ち去ってしまったようで、残念でならない。









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2年前、天祖山で食べ物を欲しがる猟犬に追い回され、しばらくは敬遠していたタワ尾根だったが、これで犬のトラウマも解消だ。

となれば、自然林が多く残るこの尾根、紅葉時季に再び訪れてみたい。
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Trackback(-) comment (2) | 山さんぽ
comment
奥多摩でしたか~
彩 #-
あんぱんさん、こんばんは(^^)/

小袖への道ですが、先シーズンの大雪からずっと通行止めになっています。鴨沢の先の所畑から登る道があるので、そちらから小袖に行くことが出来ますよ。

タワ尾根のトラウマを克服出来て良かったです~これで今年はあの美しい紅葉が見られますね!!!私はヨコスズ尾根で初めて熊にあったトラウマがありました…そうだその後ビクビクで一人歩いていたヨコスズであんぱんさんに追いついてホッとしたの思い出しました。
2015/03/01(日) 20:24:11 | URL | edit
彩さんへ
あんぱん #-
彩さん、おはようございます。小袖に上がる林道がず~っと前から通行止めだとは全く知りませんでした。教えて頂いて良かったです。早速、YouTubeで調べたら、上の広場も丹波山村営駐車場になっていて、その上のT字路へ出るのですね。しばらく小袖から登っていなかったので、何も考えず行ってしまいました。ありがとうございました。そういえば、タワ尾根でテントしている方がいました。水もない場所だったので、ちょっとびっくりです。その他には誰とも会いませんでしたが、ここを普通に毎年周回する彩さんの健脚ぶりにも驚きです。
2015/03/02(月) 05:14:09 | URL | edit
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あんぱん