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  •                                     四季折々の山と花の風景
2015/04/18 (土) 23:59:55

名郷からアカヤシオ、ツツジ、イワウチワ、カタクリ、サクラを愛でながら秩父は浦山口駅へ

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まだまだ知らない山がたくさんあるが、遠出するにも最近はその意欲がまったくわかない。一週間が長いのか、山歩きをしたいというモチベーションが時間と共に無くなってしまうのだ。というか、今度はどこの山へ行こうかと悩みはじめた頃はまだ新鮮味があっていいのだが、そのうちに悩み疲れてどこの山でもいいやとなってしまう。そんな事もあり、困った時には毎度毎度のコースにちょっと変化をつける事で出掛けてみたいという欲求が生まれた。まずは、いつものように東飯能駅前からバスに乗車する。そして、名郷手前の中海戸バス停で降りた。突然の気まぐれだが、山村の集落を歩いてみたいと思い、一つ手前のバス停から蕨山へ向かう。蕨山からはいつものように橋小屋ノ頭、ヤシンタイノ頭、鳥首峠、ウノタワ、大持山に小持山へと歩く。そして、高ワラビ尾根からタワ尾根へ下ってウワゴウ道から秩父さくら湖畔へ下山した。運が良ければ市営バスの「ぬくもり号」に乗車して帰るつもりだったが、やはりバスの時間に間に合わず湖畔の桜を眺めながら浦山口駅まで歩く破目になってしまった。ウワゴウ道という山道と蕨山のアカヤシオとイワウチワ、それに鳥首峠のカタクリという季節の花を織り交ぜて歩く事にした。











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アニメ、「ヤマノススメ」のイラストが描かれたバスは多くのハイカーが乗車していた。

奥多摩に比べればそれほどでもないが、座る席が無い程である。

名郷バス停のひとつ手前で降りてみたが、登山口までの距離も気になるような事はない。

春らしく芽吹いたばかりの山腹が霞んで見える。









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登り始めは植林された斜面を登るが、尾根に乗ればしだいにツツジが出迎えてくれた。









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そのツツジはそれほど多くはないが、この辺りは見頃を向えていた。









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更に標高を上げるとアカヤシオが咲き出してくる。

武川岳も眺められる位置まで上がって来たところでアカヤシオの花が目立つようになる。









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そして、登山道わきにイワウチワが咲いていた。

それも、かなりの数が咲いている。









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岩場の急斜面に点在しているので、足を踏み入れることは出来ない。

イワウチワが咲いていたのはここ一ヶ所だけだった。









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アカヤシオを見上げるとかなり傷んでいるように思えた。

先日の降雪が影響したのか、花数は少ない。









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比較的低い位置に咲いていたアカヤシオ、一輪だけだったが可憐な姿に見惚れてしまう。

おそらく来週あたりが見頃になるのではないかと勝手に想像しているが

花の咲く時季は短く、丁度良い見頃に出会えれば運がいい。









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ちょっと踏ん張って、蕨山から西側が伐採されたヤシンタイノ頭へ出てきた。

いつもの風景、いつのも山並み、そしていつもの山の景色を眺めると浦山は大日堂のおばあちゃんを思い出す。









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長沢背稜に天目背稜、それに三ツドッケに大平山、仙元尾根、矢岳と

山に名前がなかったら、目の前にある峰々を憶えることは出来なかったろう。









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鳥首峠付近のカタクリ、数は少ないが以前出会った場所で待っていたかのように咲いていてくれた。

見頃は既に過ぎていた様子だったが、それでも想像していた花に出会えたので嬉しい。









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そして、鳥首峠で昼食にしたが

白岩から上がって来た小太りの男性が大きな声で独り言を発していた。

「あ~、ここはいつ来ても疲れちゃうんだよなぁ!」と。

それにカタクリを見て、「スミレを撮っているのかい?」って言うので、言葉に詰まってしまう。

「いえいえ、チューリップですよ」と答えればセンスがあったのかもしれないと、後で苦笑いした。









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鳥首峠から登り上げた所に貴重な原生林がわずかではあるが残されている。

この辺りは西川材と呼ばれる林業が盛んなだけに、それこそ貴重な古木は見応えのある景観だ。

いかだを組んで江戸まで木材を流出していたということから

「西の川から送られてくる木材」として、「西川材」と呼ぶようになったという。









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登山道にも咲いていたカタクリだが、鳥首峠からかなり広範に渡って咲いている。









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10月中旬頃になると青い苔の上に紅葉したモミジの葉で埋め尽くされるウノタワ

ここは秋の紅葉がいいのかもしれない。









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大持山から小持山への稜線でも見掛けたカタクリ

目立たない場所でひっそりと咲いている姿が印象的だった。









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大持山西尾根で下ろうかと悩んだが、ここはいつもの場所へ急いだ。

とっておきの眺めのいい、静かな場所へ。









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静かなとっておきの眺めのいい場所、それは雨乞岩だ。

いつもなら眼下に高ワラビ尾根を眺め、ひとり静かに山の風景に包まれる場所だが

今日は先客がいた。









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それも可愛らし先客さんだ。

小学生達と大人数名だったが、すぐさま大持山方向へ腰を上げてくれた。

すると、しばらくしてから元気なヤッホーの声が聞こえてくる。

こちらも負けじと大きな声でヤッホーとこだましてやったら、子供達の笑い声が聞こえてきた。

どうもおじさんの声が面白かったのだろう。









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そして、武甲山が見えてきたが、昨夜飲み会があったので出発が遅くなってしまったという若い方達がやって来た。

これから武甲山へ登って浦山口駅へ下山するという。

「これから武甲山はヤバくね?」と、他の方に忠告されていたが

その方いわく、「ここは武甲山を周回する。そういうコースじゃね?」と足早に出発していた。









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小持山のアカヤシオは咲きはじめたという雰囲気だった。

そんな事で来週あたりが見ごろになるかも知れない。

蕨山と違い、こちらは傷ついたものがなない。

小持山から高ワラビ尾根に入ると、こちらもアカヤシオが目立っていた。









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そして、高ワラビ尾根から武士平へ向けてタワ尾根を降下する。

こちらではツツジが咲き誇り、芽吹いたばかりの新緑がまぶしい。









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タワ尾根を降下するが、一ヶ所だけ迷った場所があった。

下る場合、一本尾根を間違えると飛んでもないことになってしまうので

ここは慎重に地図を確認して左の尾根を選択する。

右の尾根も踏み跡がしっかりしていたので悩んだ。









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そして、タワ尾根を下って降り立った峠の地蔵に手を合わせ、ウワゴウ道へ入った。









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秩父往還の脇道として村と村を結んでいたウワゴウ道も今では廃村となり行き交う人はいないようだ。

道筋がはっきりしているところがほとんどだったが、やはり不明瞭な場所もある。

廃村となった集落跡には今もなお六地蔵が守られていた。









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秩父さくら湖を眺められる場所があったので、ベンチに座りながら最後の腹ごしらえをする。

しかし、こんなところでシャクナゲが咲きはじめていたのには驚きだった。









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秩父さくら湖畔に咲く桜も散り掛けていたが、まだまだ花見はできる状況なので

花でも見ながら駅までだらだら歩く。









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バス停はあるが、この区間ではどこでも手を上げればバスに乗車可能だ。

あと30分も早く下っていれば間に合ったかもしれない。









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てくてく歩いていると野生の猿が悠々と道路を横断してこちらを見つめていた。

餌を探しているらしい。

猿ならいいが、熊は御免だ。









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今日は思った以上の花と出会えて良かった。

カタクリは想像していたよりもかなり少なかったが、アカヤシオがこれほど開いているとは考えていなかった。

特に小持山から高ワラビ尾根に掛けて、規模は小さいが期待できそうな感じである。

これで今週は山のテンションが維持できればいいのだが・・・
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Trackback(-) comment (6) | 花さんぽ
comment
ミモザ #-
こんばんは、あんぱんさま、蕨山から秩父さくら湖畔の登山、アカヤシオ、イワウチワ、カタクリ、サクラ、季節の美しい風景、あんぱんさまと同行させて、いただいたみたいに、感激です、カタクリも、4月に、見れる♪嬉しいです。あんぱんさま、千葉は、高い山々は、ないのですが、鹿野山の九十九谷や養老渓谷駅からの大福山など、気晴らしに、いきます。登山では、なく、車で、登って、眺めてます。
2015/04/19(日) 20:33:44 | URL | edit
ミモザさんへ
あんぱん #-
こんばんはミモザさん。千葉県の山は鋸山へ観光で訪れた程度で鹿野山や大福山は知りませんでした。山ではないのですが、小湊鉄道を撮りに行きたいと考えています。春になると毎年そう思うのですが、なかなか実行できません。昔、御宿には保養所があったので夏になると良く行きました。田植えが終わったとお聞きして、「え、もう終わったの?」とビックリしていましたが、暖かいのでしょうね。田植えの疲れはもう取れましたか。おにぎりと水筒を持って気晴らしに行って来て下さい。春の風が心地いいといいですね。ありがとうございました。
2015/04/20(月) 21:09:36 | URL | edit
アカヤシオ
HIDEJI #bLZ3L1Gs
あんぱんさん、こんばんは。
春を彩る綺麗な花々写真の数々、素晴らしいですね。惚れ惚れしてしまいます。そしてロングコースお疲れ様です。私も悩めば悩むほど近場になってしまいますが、そんなこと?で日曜日に蕨山近辺を歩きました。実は昨年のあんぱんさんの記事が忘れられずに、花を期待して出向いたのですが、全然違う山を歩いたようでした(^_^;)
アカヤシオやツツジもイマイチで、イワウチワやカタクリなんて全くでした。
アカヤシオの花は何となく違和感があったのですが、降雪の影響なんですね。納得です。
それにしてもカタクリを「すみれ」だなんて、なかなかですね(笑)
2015/04/20(月) 22:12:24 | URL | edit
HIDEJIさんへ
あんぱん #-
おはようございます、HIDEJIさん。
蕨山辺りを歩かれたようですが、お疲れ様でした。あそこもなかなかコース取りには迷う山ですよね。困った時には私の場合、雨乞岩をからめてコース設定をしています。車だと縦走ができないので、近場ですが電車バスを利用して旅気分で歩くように心がけています。帰りは運転がないので、その分、電車内でお菓子を食べたりしながらの遠足気分も大変楽しいです。
2015/04/21(火) 05:22:29 | URL | edit
大持山&小持山
彩 #-
あんぱんさん、こんばんは(^^)/

今週末は、山梨方面か、久しぶりに大持&小持かと考えていたところです。
蕨山や西上州のアカヤシオがいま一つだったのでこちらはどうかな~と思っていました。
それなりに花がついているようで安心しました~

くれぐれもお体大事にして下さいね。
2015/04/22(水) 23:54:01 | URL | edit
彩さんへ
あんぱん #-
おはようございます、彩さん。
ご心配お掛けしてすいません。身体はまったく問題ありませんので、ご安心下さい。いつものように山を愛しています。(^^)
花の山を考える場合、彩さんの古いデータを参考にさせて頂いています。でも、最近はコジンマリと近場が多いですけどね。それから、西上州の山から桐生足利の山へ飛んで行くとは、ビックリです。もしかして、狙いはグルメではないでしょうね(笑)
2015/04/23(木) 05:23:07 | URL | edit
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あんぱん