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  •                                     <四季折々の山と花の風景>
2015/05/04 (月) 23:34:03

山仲間と歩く萌える若葉にアカヤシオの宗四郎山

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いよいよGWも大詰めだ。そこで、山仲間4名で宗四郎山へ行く事にした。マイナーな山だがアカヤシオが見頃になるだろうという予測のもとに出掛けてみた。アプローチは比較的長く、帰りは秩父の芝桜渋滞が気掛かりだった。宗四郎山への登山口は両神山八丁峠登山口の手前にある赤岩橋からだ。そして、赤岩峠から西へ進み雁掛峠を経て大山、倉門山へと続く縦走路の途中にある標高1,510mの岩峰である。当初は5/5を計画していたが、天候が思わしくないということで一日前倒しして実行する事と相成った。









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登山口となる赤岩橋周辺にはマイカーが数台駐車していた。

身なりからして、渓流釣りをする方もいるようだった。

そして、ニッチツ鉱山の廃家となってしまった集落から登り出す。









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登山口には赤岩尾根縦走登山者への警告文が建てられている。

平成12年、岩場で身動きがとれず救助を求めてきた登山者がいたという内容だ。

宗四郎山へはザイルを使用するような場所はないので道迷いだけに注意して入山する。

本来なら自分の為にも登山届を提出しなければならないが、毎回無届になってしまっている。

特に単独での行動は登山届の提出が大切だ。

家族の為にも、たくさんの方に迷惑を掛けない為にも・・・









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約30分ほど登ると新緑の別世界が待っていた。

この辺りはまだ芽吹き始めたばかりの様子だ。



 





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そして、一汗かいて赤岩峠に到着する。

峠周辺を見渡せば考えていたアカヤシオが咲いていた。

花数は少ないが先日の天狗岩、烏帽子岳ほど少なくはなく、まずまずの咲きぷりだと思う。









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それから、赤岩峠で一息入れて尾根を西へ進む。









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大ナゲシから下って来たという登山者4人とすれ違う。

いつもなら誰もいない場所だが、やはりここもGWらしく登山者が入山していた。









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大ナゲシへの分岐を右に見送り、更に尾根を進む。

踏み跡は薄くなるが、注意深く眺めれば道筋が見えてくる。









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そして、急斜面をかなり降下した。

驚くほどに下ってしまったが、アカヤシオが随所に咲き誇りめげることはない。









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微かに開けた場所から大山、天丸山辺りが顔を覗かす。









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気持ちの良い尾根がどこまでも続く感じだ。









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芽吹いたばかりの山中に白い桜がひときわ際立っていた。









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雁掛峠までやって来た。

すると突然、二人の男性たちが前方から現れる。

話を伺えば、大山から赤岩峠を歩いて群馬県側へ下山だと教えてくれた。

ここで登山者に出会うとはあちらさんもびっくりだったろう。









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普段人が入らないような山域に突然現れた登山者、これもGWならではの偶然かもしれない。









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この辺りは長野県と群馬県、そして埼玉県に接する山域であり、登山するにも交通の便が悪い場所だ。

あの日航のジャンボ機が墜落した御巣鷹の尾根も近い。










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今の季節なら花もあるので退屈はしないが夏場は敬遠したい。

展望もなく延々と尾根が続くだけだ。









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雁掛峠を過ぎるとアップダウンも激しくなり、踏み跡の不明瞭な場所も現れてくる。









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カラマツの新緑が清々しく一枚切り取った。

そして、静まり返った山中に時折ウグイスの声が聞こえてくる。









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アカヤシオが咲いているのは比較的群馬県側に多く

地形的にも急峻な山腹となっている。









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何度眺めても見事なアカヤシオ

西上州の烏帽子岳あたりからすればかなりの花盛りであるが、ここも例年よりも少ないのであろう。









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足元にはかなりの落花があるので、見頃はとうに過ぎてしまっているようだった。









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そして、六助ノ頭を直登して乗り越えると、やっと目的地である宗四郎山が見えてくる。

途中の雁掛ノ頭がどこだったのか皆目見当がつかなかったが、とにかく宗四郎山を捉えられる位置までやって来たようだ。









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宗四郎山に近づくと何やら笛の音が聞こえてきた。

風の音なのか、鳥の鳴き声なのか、はじめは聞こえたり、聞こえなかったり

それが、途切れ途切れの小さな音で、耳鳴りかと錯覚していた。









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ところが、しだいに宗四郎山へ近づくと、その音にメローディがついているのに気付いた。

誰かがどこかで吹いていると考え、ヤッホーを連呼する。









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宗四郎山へ取付く前にワラビが一本足元に生えていた。

その周辺に目をやれば、かなりのワラビがあることが分かり

山頂を先に踏んで戻るときにワラビ採りをすることにした。









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驚いた事に宗四郎山へ登ってみれば登山者が二人いた。

運良く林道のゲートが開いていたので、天丸トンネルに駐車してやって来たという。

伺ってみれば笛の正体はこの方達だった。

山頂からの展望はそこそこ良いが、通り雨が降り出し、慌てて昼飯を食べる破目になってしまう。









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宗四郎山にはヒカゲツツジも咲いているというので探しながら戻ることにした。

そんな事で昼食後は目配りをしながら下山してワラビ採りを済ませるつもりだ。









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時折雲行きが怪しくなってきたが、再び青空が戻ってくる。

そして、思わぬ収穫に顔もほころびながら下山した。









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しかし、欲をかいて大量のワラビを背負ったが、しだいに肩に食い込んできた。

予想以上のアップダウンがそれに追い打ちを掛ける。









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時間に余裕があれば大ナゲシか赤岩岳をと考えてはいたが、それどころではなくなってしまう。

帰路の尾根で巻いたところが一ヶ所あったが、赤いリボンが入口と出口、そして中間に一つ位で数は少ない。

基本は尾根を戻れば問題はないが、支尾根に誘われてしまった場所がある。









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そして、赤岩岳が迫ってくる場所まで戻って来た。

ここまで来れば赤岩峠は目の鼻の先だ。

登山口へ戻るのも時間の問題だろう。

「目には青葉、山ほととぎす、初鰹」という俳句があるが、まさに今日はこの句を感じさせてくれた宗四郎山だった。
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Trackback(-) comment (11) | 花さんぽ
comment
ミモザ #-
おはようございます、あんぱんさま、赤いし峠と赤いし岳の景色、ありがとございます、アカヤシオと新緑のコントラストが、美しいですね、チャリティコンサート、懐かしい歌が、いいですね、お花も、思い入れが、あると、品種や仲間など、名前をおぼえてしまいますよね。(笑)
2015/05/07(木) 06:40:50 | URL | edit
風花爺さん #-
帳付山から両神山まで連なる稜線は低山ながら、ほんとうに見事ですね。
私のお気に入りの風景です。
宗四郎から六助ノ頭は未踏になっています。
拝見して、そうか!天丸トンネル側から入れば楽だな、と気付きました。
今年のヤシオは裏年だったようなので、来年に期待してここに行きます。
2015/05/07(木) 09:18:37 | URL | edit
ミモザさんへ
あんぱん #-
いつもうれしいコメント、ありがとうございます。ミモザさんは山の風景にもご興味があるようですが、山歩きはなさるのでしょうか。花の名前は確かに印象深い出来事とか出合いとかがあると覚えやすいかもしれませんね。それはそうと、こちらではやっと田植えが始まりました。ということはご両親のところはだいぶ暖かいのでしょうね。収穫も早く、美味しい新米が早く食べられますね。
2015/05/07(木) 20:04:38 | URL | edit
風花爺さんへ
あんぱん #-
いつもお世話になります。あの山域がお気に入りとはビックリです。私は単独であの領域には近づけません。天丸トンネル入口に駐車可能なスペースがあるようです。そこのトンネルわきから踏み跡も着いているようですよ。中津川周辺は秋の紅葉も期待できそうです。
2015/05/07(木) 20:15:05 | URL | edit
宗四郎山
HIDEJI #r3QP6kNc
あんぱんさん、こんばんは。
ツツジが鮮やかですね。昨年の5月に同じコースを歩いたのですが、稜線上のアップダウンが、思いの外キツかったことを思い出しました。そして山頂では、お香のような香りが漂い、それが心地よくて思わず寝転んでしまったことが印象に残っております。
それにしても宗四郎山のような山で他のハイカーさんと遭遇するとは、GWとはいえ意外ですね。それと風の音や鳥の鳴き声にも聞こえる笛の音色、気になりますね〜
2015/05/07(木) 21:22:55 | URL | edit
ミモザ #-
おはようございます、あんぱんさま、田植えが、はじまりましたか、わたしの方では、ふさおとめやこしひかり、もちごめなど、たんぼごとに、分けて、つくってます。ふさおとめが、はやいですね、家族用といつも、決まった方たちで、終るくらいなので、農協さんに、お出しするほどでは、ないのです。(笑)新米楽しみですね。台風と猛暑を乗り越えて、実りのあきです。暑くなりますね、あんぱんさま、夏が、にがてな、私ですが、爽やかな、登山や高原の風に、憧れます、低山の散策などは、健康とお花を見たり、楽しんでます。
2015/05/08(金) 05:57:29 | URL | edit
HIDEJIさんへ
あんぱん #-
こんばんは、HIDEJIさん。
宗四郎山は既にHIDEJIさんが歩いていらっしゃることは存じ上げていましたが、「宗四郎山」で検索するとHIDEJIさんの記事がTOPで出てきました。これにはびっくりです。季節もちょうど同じ位でしたので、詳細に確認させて頂きました。地図も掲載されていたので助かりました。ありがとうございます。きちんとまとめていらっしゃいますので大いに利用させて頂いています。これからも新規開拓をお願い致します。
2015/05/08(金) 20:25:09 | URL | edit
ミモザさんへ
あんぱん #-
こんばんは、ミモザさん。そうですか、夏が苦手ですか。それに比べ、私はどちらかといえば夏が得意でした。でも、今は暑さが体に応えます。山歩きをする前は冬はスキーで、夏は自転車でした。しかし、四季を通じて山歩きを楽しむようになってしまったわけです。「ふさおとめ」は8月中旬には収穫してしまうんですね。千葉のお米は早いですよね。いつか出張で千葉の中継局へ行ったとき、田んぼで稲刈りをしていた風景を記憶しています。あれは確か8月でしたかね。あれれ?もう収穫しているの。ちょっと早くない?なんて感じた事を覚えていますよ。
2015/05/08(金) 20:46:02 | URL | edit
ミモザ #-
こんにちは、あんぱんさま、千葉に、お仕事で、みえたとき、稲刈りの風景をごらんに、なりましたか、8月下旬位です。稲穂が、黄金色に、染まる‼もち米は、いつも、最後ですね。あんぱんさま、スキー🗻🎿⛄も、されるのですね。すごいです、寒い季節に、生まれた私は、どうも、暑いのが、ダメです。あんぱんさま、ワラビも、収穫されて、やっぱり、美味しいですね。
2015/05/09(土) 16:42:17 | URL | edit
ミモザさんへ
あんぱん #-
こんにちは、ミモザさん。今、山から下山してきました。今週は日曜日だけがお休みです。だからサクサクっと行けるところにしました。場所は奥秩父の山で富士山を眺めながら歩いて、バイカオウレンという花を撮りに行ったしだいです。
2015/05/10(日) 18:48:01 | URL | edit
ミモザ #-
こんばんは、あんぱんさま、奥秩父からの富士山🗻の眺めは、素敵でしょうね、梅花オウレンのお花ですか、可憐なお花ですね。オウレンと言うと薬草と思うのですが、お花が、かわいい❗ぜひ、写真も、お願いします。秩父の両神村の節分草を見に出掛けた事も、ありました。可憐なお花が、群生して、感激しました。
2015/05/11(月) 22:22:21 | URL | edit
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あんぱん