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  •                                     <四季折々の山と花の風景>
2015/05/30 (土) 23:22:25

残雪の鳩待峠から富士見田代へ、そして水芭蕉が咲く尾瀬ヶ原を散策

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水芭蕉が見頃になったということで尾瀬へ行く事にした。と同時にトガクシショウマも見たいと考え鳩待峠から入った。しかし、トガクシショウマとなれば木道歩きが延々と続き、単調な一日で終わってしまう。そこで、戸倉から鳩待峠へのバスの車窓から至仏山の残雪が飛び込んできたのをいいことに気持ちが変わってしまった。この青い空、この晴天では尾瀬ヶ原の往復では耐えられない。やはり残雪の山々を眺め尾瀬を満喫したい。それにトガクシショウマが咲いているのか、咲いていないのか、そのへんの情報がまったくなかった。ということで気まぐれにもコースを変更して鳩待峠からアヤメ平、そして水芭蕉が咲く尾瀬ヶ原を周遊することにした。









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尾瀬の朝は早い。

4時にもなれば乗り合いタクシーが動きだす。

マイカー規制されているゲートは5時に開けられ、どっとバス、タクシーが峠まで入り込む。









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鳩待峠からアヤメ平を目指すが、直ぐに残雪が出てきて夏道は消えてしまった。

木々が開けている場所は雪も融けているが、樹林帯はまだまだ残雪が多い。









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そして、赤いリボンを見失うことなく進む。

しかし、倒木やら折り曲げられてしまった枝ですんなりと歩かせてもらえない。

障害物を避けるようにしながらアヤメ平を目指して歩いた。









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そして、薄暗い樹林帯からやっと明るい場所へ出てきた。









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木道脇には小さいながらもショウジョウバカマが顔を出す。









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振り向けば入山禁止の至仏山と









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上州武尊山に赤城山が望まれた。









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中原山辺りに来ると日光白根山も遠望され、やはり今日はこちらへ来て良かったと感じる。









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この季節、アヤメ平にはまだ花もなく殺伐としている感じだ。

しかし、よく見れば小さなショウジョウバカマがけなげにも咲いているではないか

それにワタスゲも頑張っている様子だ。









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アヤメ平では中年の男女二人が休憩中だった。

聞けば富士見下からやって来たという。

地元の方のようだが富士見下から来たのは初めてだと言っていた。









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鳩待峠から入山したのは私を含めて総勢3名だった。

ひとりは途中で雪が想像以上に多いという事で引き返して行った。

もう一人は単独の女性だと思う。

思うと言うのは

身なりは立派な山ガール姿だったが、顔の輪郭といい四角ばった骨格、それに太い声に大きな鼻に大きめのサングラスを掛け

派手な山スタイルはどうもニューハーフとしか思えないような中年の方だった。









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このコースでの目的地はここ富士見田代である。

逆さ燧ケ岳を見たいと思っていたが、まだ残雪が多くこれでは駄目だ。

近くにベンチが露出していたので、ここでしばらく休憩した。

腹ごしらえをしながら思案に暮れる。

この先、竜宮からどうしようかと・・・









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そして、長沢新道を快適に下り始めた。

残雪のおかげで快調に飛ばす。









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残雪の長沢新道はリボンが頻繁に出てきたので安心する。

しかし、それも途中までだった。

尾瀬ヶ原が近づくとヤブと残雪が入り乱れ、とんでもない方向へ行ってしまうこともあった。









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それから、しばらく下って

雪が消え始めた夏道を単独の男性が上がって来た。

まだ時間が早いのでアヤメ平から鳩待峠へ行きたいという。

そこで、この先の雪の状況を教えて欲しいということで声を掛けられた。









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すると、また下からハイカー二人がやって来た。

こんどは若い女性二人だった。

総勢4名になったところで詳しく雪の状況を説明をした。

その結果、単独の男性は引き返すといい

若い女性二人はもう少し登ってみるという。

下る場合コースを示すリボンは発見し易いが

登る場合は見落としやすいという事を忠告した。

もし、そのリボンを見失うような事があった場合、必ず元の場所まで戻る様にと話してみたが

迷い込んでしまうと頭の中は真っ白になってしまうのが落ちだ。

問題はそこで冷静になれるかどうかがポイントだろう。

続いて5人目のハイカーが上がって来たが、足元は先程の方達と同じようなスニーカー風の靴だった。

それに、これから日中は気温も上がり雪はグズグズになるだろうと付け加えてやる。









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そして、尾瀬ヶ原まで下って来たが、水芭蕉が至る所で咲いている風景が飛び込んできた。









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このまま竜宮の十字路へ行けばハイカーでごった返していることは想像できる。

そこで、木道脇に静かな場所を見つけ腰を下ろした。

単独ではあるが、ここで作戦会議をする。

ついでに早目の昼ご飯としたい。









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結論は十字路からとりあえず見晴まで行き、時間の都合によってはトガクシショウマの咲く場所まで行って見る。

そこからヨッピ橋を回って再び十字路へ戻り、下の大堀川の水芭蕉へ立寄ってから山ノ鼻まで行き鳩待峠へ戻るというコースにした。









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竜宮の十字路から見晴までは延々と木道歩きだが、日差しが強くて参った。

それに同じ景色を眺めながら一直線に歩くことがこれほど苦痛なのかも思い知らされる。









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見晴では多くのハイカーが休憩をしていたが、単独ではどことなく休憩もしにくい。

それと、この暑さと単調な木道歩きに我慢しきれず、山ノ鼻まで戻ることにしてしまった。

しかし、トイレだけはしっかりと利用させて頂くが

この先のトガクシショウマの咲く場所まで行くとなると時間ぎりぎりだと判断したしだいである。









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トガクシショウマ(戸隠升麻)は戸隠で発見されたのでこの名前がついたという。

しかし、今はその戸隠では見られない様子だ。









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次の目的地は下の大堀川に咲いている水芭蕉の群生地である。

ポスターや雑誌等にも良く使われている撮影スポットらしい。









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この季節に尾瀬ヶ原を訪れたことがあるのは去年と今年だけだが、やはり残雪と水芭蕉が似合うと感じる。

全般的に例年よりも花の開花は早く、この晴天続きで雪どけも加速しているようだ。









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ここが今回の最終目的地、下の大堀川である。

撮影スポットは想像していたよりも人は少なく意外だった。









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時季的にまだ早かったのか、カメラマンは少ない。

ほとんどの方がハイカーである。

それでも、三脚を木道に立てて撮られている方がいた。

これでは通行の妨げとなるので止めて欲しいところだ。









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夏がくれば思い出す、はるかな尾瀬、遠い空









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水芭蕉の花が咲いている

夢見て咲いている

はるかな尾瀬、遠い空









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子供の頃に習った夏の思い出という詩は知っていたが

尾瀬という場所がどんなところなのか、それは最近までは知らなかった。









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私がはじめて尾瀬ヶ原を訪れたのはちょうど尾瀬国立公園が誕生した秋だった。

群馬、福島、新潟、栃木の四県に囲まれる雄大な湿地帯は想像以上だったのを覚えている。

その3~4年前の夏に御池から燧ケ岳に登った時の思い出も懐かしい。









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木道は午後になってもハイカーが続々と押し寄せて来た。

それは胸にクラブツーリズムのワッペンが付けられている方達ばかりだった。

尾瀬ヶ原だけならスニーカーの方が良いかもしれないが、山歩きをするような場所になるとそうもいかないだろう。

荷物も少なく日傘をさしながら歩いている人もいたが、尾瀬はとにかく観光地だと感じる。









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水芭蕉の咲く尾瀬に残雪の至仏山

今日は行楽日和と言ったところだろうか。

結局、鳩待峠へ戻って来たのは1時半ごろだった。

山ノ鼻ビジターセンターへ立ち寄って訪ねたところ、職員の方がトガクシショウマが咲きはじめている事を確認していた。

もう少し頑張れば出会えたかもしれないトガクシショウマ、ちょっぴり後悔する尾瀬だった。



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Trackback(-) comment (12) | 花さんぽ
comment
ミモザ #-
おはようございます、あんぱんさま、尾瀬ヶ原の雄大の大自然、残雪のある森林と水芭蕉の咲く水辺、美しい風景が、ありがとうございます、そして、あざぎまだら、美しい蝶々ですね。お花は、露地栽培の多年草が、メインです。
2015/06/02(火) 06:16:16 | URL | edit
ミモザさんへ
あんぱん #-
コメントいつもありがとうございます。明日は雨模様ですが、そろそろ梅雨入りになるのでしょうか。寒いのも大変ですが、暑いのもイヤですね。最近つくづくそう思います。
2015/06/02(火) 21:06:59 | URL | edit
やっぱり素敵ですね♪
なち #-
久しぶりにあんぱんさんの日記を拝見しました。
あんぱんさんの写真を観て文章を読んでいると歩きたくてうずうずしてきます。
本当に素敵♪
これからもさんぽ日記楽しみにしています(*^▽^*)

お体お大事にしてくださいね。
2015/06/03(水) 09:45:20 | URL | edit
なっちゃんへ
あんぱん #-
こんばんは、なっちゃん。
ほんとお久しぶりですね。お元気でしたでしょうか。お立寄りして頂き、ありがとうございます。うずうずしてきたら山歩きに出掛けてみて下さいね^^
2015/06/03(水) 21:08:47 | URL | edit
尾瀬♪
トムラウシ #BFJTYZbE
あんぱんさん、こんにちは♪

治療はすっかり軌道に乗っているようで何よりです。
当初、何か重大な治療を「試してガッテン」をご覧になって始められたと拝見して、思わず試してガッテンのバックナンバーを調べちゃいました。

例年と変わらず山にお出かけのご様子、これからも油断なさらず徹底的に治して下さいね♡

当方、明日の夜行バスで尾瀬です♪
本当は、あんぱんさんと同じ30日の予定でしたが次つぎと予定が変わり結局瑞牆山に行きました。石楠花が山頂付近はまだ蕾が沢山ありました♪

あんぱんさんは今週末はどこへ ?
ご報告楽しみにしております。

(*^-^*)
2015/06/04(木) 19:00:53 | URL | edit
トムラウシさんへ
あんぱん #-
こんばんは、トムラウシさん。
コメントありがとうございます。トムラウシさんのご活躍ぶり、実はこっそりと拝見していましたが、鳴神山へ行かれたときはびっくりしました。電車、バスで行かれたとすれば、さぞ乗車時間が長かったでしょうと。ためしてガッテンのバックナンバーまでお調べになったのですね。ご心配して頂き、ありがとうございます。ウイルスが消えたということでアルコールの事を今週主治医の先生に聞きました。そうしたら『乾杯程度ならいいですよ』っということでしたので、ぼちぼちです。
明日の夜行バスで尾瀬ですね。お天気が心配ですが、雨は移動中に降って尾瀬に着いた頃には止んでいると思いますので、尾瀬の花を楽しんで来て下さいね。
花の季節がやってきましたが、今年はたくさんの花に会えればいいなと考えています。トムラウシさんもお元気そうなので安心しました。今週末は明日の天気を見て決めたいと考えています。私はいつもGPV気象予報で確認していますが、雲の動きが決め手です。一度、検索してみて下さい。では、水芭蕉の尾瀬、楽しんで来て下さいね^^

ありがとうございました。
2015/06/04(木) 21:56:19 | URL | edit
トガクシショウマ
トムラウシ #-
お会いしてきました♪(*^-^*)
2015/06/07(日) 11:05:44 | URL | edit
ミモザ #-
こんばんは、あんぱんさま、梅雨のじめじめも、真夏の猛暑も、どちらも、苦手ですね、あんぱんさまのお写真の清々しい、尾瀬ヶ原の景色と、見上げた木々から、差し込む日差しの一枚、ショウジョウバカマ、水芭蕉何度も、拝見しました、ありがとうございます、梅雨入りから、紫陽花や花菖蒲などは、見にでかけたいな、考えてます。
2015/06/07(日) 19:11:39 | URL | edit
トムラウシさんへ
あんぱん #-
こんばんは、トムラウシさん。
トガクシショウマ!、ついにお会いになりましたか。お天気はどうでしたでしょうか。という事は鳩待峠から御池に抜けて来たという事ですね。それも、段吉新道を歩いて、燧裏林道を抜けて。ん~、まだ私はトガクシショウマなる花にお目に掛かったことはありません。後日、とくと拝見致しますね。楽しみにしています。ありがとうございました。それにしても咲いている場所、良くご存じでしたね。お疲れ様でした。
2015/06/07(日) 21:30:44 | URL | edit
ミモザさんへ
あんぱん #-
ミモザさん、こんばんは。関東地方もいよいよ来週は梅雨入りでしょうか。いま紫陽花がとてもきれいに咲いていますね。今朝は奥日光へ行く途中でラジオを聞いていましたら、カエルの事が話題になっていました。田植えが終わって、カエルの声を聞くととても安心すると。その話を聞いて、子供の頃の田舎の風景を想い出しました。梅雨の時には梅雨の時にしか楽しむことのできない風景があると。これもまた楽しきかな人生ですね。
2015/06/07(日) 21:43:01 | URL | edit
ミモザ #-
こんにちは、あんぱんさま、奥日光に、お出かけの途中に、ラジオですね、田植えの後に、カエルの鳴き声、あんぱんさま、共感できますね、祖父母の家に、こどもの頃は、良く泊まりに、いきました、カエルの鳴き声と虫の鳴き声、すこし、離れた田んぼから、聞こえましたよ。懐かしい情景です。いよいよ、梅雨入りですね。あんぱんさま。
2015/06/08(月) 15:05:33 | URL | edit
ミモザさんへ
あんぱん #-
こんにちは、ミモザさん。
いよいよ関東地方も梅雨入りでしたね。この梅雨が終わるとギラギラした夏がやってきます。こう考えると日本の四季って不思議ですよね。雪の降るような寒い時もあれば暑い猛暑もあるのですから。そうそうインドでは45℃の熱波でたくさんの方が亡くなったそうですが、温暖化で急激な雷雨や竜巻にも注意が必要ですよね。
2015/06/10(水) 19:15:13 | URL | edit
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あんぱん