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  •                                     四季折々の山と花の風景
2015/06/13 (土) 23:30:39

梅雨の晴れ間を狙って残雪の火打山へと出掛けてみたが…(一日目)

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妙高群の最高峰火打山は妙高山と焼山の中間に位置し、多雪地帯と知られるこの山群にあって、初冬から初夏近くまで白いピラミッダルな山容を見せてくれる。日本百名山の深田久弥はこの白銀に輝くその姿を『こんなに一点の黒もなく真白になる山は、私の知る限り加賀の白山と火打以外にない』と紹介している。(ガイドブックから引用)









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7月にもなればハクサンコザクラが見ごろとなる。

その前に静かな残雪の高谷池ヒュッテへ出掛けてみることにした。

火打山はハクサンコザクラと紅葉の時季に訪れているが、残雪が残る季節に登るのははじめてだ。

今日はヒュッテに一泊して笹が峰からの往復を予定している。









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十二曲りの上まで雪が溶けているようだが、その先の登山道はまだ雪の下だという。

登山口である笹が峰に着いたのは朝6時過ぎだった。

既に日帰りの方が数人出発している様子、登山届を提出してこちらも出発する。









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木道伝いに進むとブナ林に入り、緩やかな登りとなる。

そして、黒沢橋を渡って進むと天を突くようなブナの大木の原生林に出会い、まだ春を感じる山肌に悠久の時を感じる。









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十二曲り辺りからシラネアオイ、ツバメオモト、ムシカリ、イワカガミ、ムラサキヤシオツツジに目を奪われた。









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そして、十二曲りを過ぎた場所で振り向けば黒姫山の山容が眺望され

山道はぬかるみ、融雪された水が足元を流れるようになってくる。









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やがて、登山道から反れるにも藪気味から尾根に乗る。

こうなると雪深い山林はどこでも登山道だ。









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しばらくすると視界が開けてきた。

踏み跡があるような、ないような・・・

この辺りになると進む方向を見定めなければならない。









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この先が地形的にも富士見平だと思う。

これだけたっぷりと雪があれば夏道よりもとても歩き易い感じだ。









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富士見平からトラバース道へ入ると火打山から焼山への稜線が展望できる。

最悪の天候ではないが、梅雨のこの時季としては結果オーライのようだ。









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そろそろ高谷池ヒュッテが見える頃だと思うが、その姿はまだない。









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雪どけの登山道にはサンカヨウ、ノウゴウイチゴと白い花が咲いていた。









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やっと三角の屋根を見つける。









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そして、早速小屋で受付をした。

時間的にはまだ10時なので、十分にのんびりできる時間だ。

日帰りも可能だが、せっかく遠路遥々ここまでやって来たので残雪の風景を堪能したい。









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小屋で休憩してから山頂へ出掛けたが、高谷池はまだまだ雪の中だ。

そして、赤く描かれたヘリポートらしき場所と小屋の前に水場らしき大きな穴が開けられている。









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天狗の庭も雪だらけだが、ハクサンコザクラの咲く場所は早くも葉っぱが出そろっていた感じだ。









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火打山への稜線はほとんど雪がなかった。

その稜線上からは妙高山が良く見える。

花はミヤマタンポポと









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ショウジョウバカマ









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それにミネザクラ









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サンカヨウが咲いていた。

夕食は17時30分なので、それまでに小屋へ戻れば良い分けだが、ただひたすら風景を眺める。

どこまでも、どこまでも・・・









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そして、火打山の山頂へ着いてしまったが、予想していた青空がどこにもない。

360度どこを見ても灰色の壁が目の前にあるだけだ。

山頂から更に西へ行ってみることにした。

確か展望の良い場所があったと記憶している。









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そして、数分下がってみたがそんな見晴らしの都合の良い場所などはなかった。

記憶とはあてにならないものだ。









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そして、山頂へ登り返し、ご飯を食べて過ごす。

雲の切れ間から影火打と焼山、それに金山に天狗原山が辛うじて望める。









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東側の展望はというと日本海側の雲の多い妙高山がドカッと腰を据えている。

山頂でくつろいでいると単独の登山者がやって来た。

愛知県から来たという方だったが、テントは雪の上なので100円でいいという事だった。

それに池の水と違って小屋の横に細いけれども水場がちゃんとあった。









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これ以上、天気の回復はないだろうということで下山開始する。

先週の土曜は雨で、翌日の日曜は快晴に恵まれた様子だったので、ちょっひり残念な気持ちだ。

しかし、雨が降らないだけでもいいと考えれば前向きな気持ちに切り替われる。









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戻って再び天狗の庭から眺めたが、逆さ火打が眺められたことを思い出していた。









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青々としたコバイケイソウの葉っぱだが、見つめていれば何だか美味しそうに見えてくる。









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例年であればハクサンコザクラの群生地はあと10日もすれば咲き出す頃だという。









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遊びながら山頂を往復したが、まだまだ夕食には充分時間がある。

そこで、禁酒していたが主治医の説明に従って『乾杯程度』の缶ビールで喉を潤すことにした。

つまみはイカにミニトマト、それにかりんとうだ。

95%の水分補給で今宵は日が暮れる。









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そして、待ちに待った夕食の時間がやってきた。

メニューはいたってシンプルだ。

カレーかハヤシライス、それに缶詰のパイナップルが一つ。

ただし、食べ放題なので満足感たっぷりのひと時となった。

食後はビデオ見て、天気予報を聞いて、消灯は8時

疲れを残さないためにも早々に横になる。



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Trackback(-) comment (2) | 山さんぽ
comment
ミモザ #-
こんばんは、あんぱんさま、妙高山と火打山、梅雨入りして、雪の風景を再び目に、する事やサンカヨウやシラネアオイ、イワカガミ、ミネ桜、紫ヤシオツツジなどの美しいお花の写真、ありがとうございます、山小屋、おしゃれな、つくりですね。素敵な風景の中での食事、憧れますね。
2015/06/19(金) 21:46:14 | URL | edit
ミモザさんへ
あんぱん #-
おはようござますミモザさん。本格的な梅雨になってきましたね。天気に左右される山歩きだけの趣味では休日も時間を持て余してしまいます。ということで今日は何をして過ごそうか考え中です。とりあえず庭の掃除かな。そして部屋の片付けと昼寝でもします。三角の山小屋はその昔、確か赤色の屋根だったような記憶です。自然の中にとてもそれが似合っていたことが印象的でした。山で食べるご飯はとてもおいしいですよ。
2015/06/20(土) 04:33:28 | URL | edit
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あんぱん