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  •                                     四季折々の山と花の風景
2015/12/26 (土) 22:07:31

ときがわの超マイナーな低山と里に根を張る巨樹巨木達

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ときがわ町は約7割を山林が占め、古くから「木のくに」として、森や木々を大切に守り育ててきたという。そこで、今日は今だからこそ身近な奥武蔵のまだ見ぬ風景を一目見たいというところで、巨木めぐりをしてみたいと思う。まだ腰に不安が残るので、ひとつひとつ自信をつけたいと思い、距離とスピードは無視して、どれほど長い時間を自分のペースで歩けるのかという課題にした。歩くコースは都幾川町の椚平から向尾根のヤマザクラを見学しながら、飯盛峠へ上がって、檥峠から日向根へ下り、新柵山から萩日吉神社の児持杉へ。そして、大カヤと日枝神社の巨木を見ながら上谷の大クスへ立ち寄って、越生梅林を経由して越生駅まで歩くつもりでいる。アプローチは越生駅からバスで、せせらぎセンターまで行き、そこで乗り換えて椚平へ行く必要であるが、乗車する人は少なく、終始、私一人だった。









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椚平バス停から稲荷神社を目指して歩けば、「向尾根のヤマザクラ」という道標が現れる。

愛宕社の御神木であり、四方へ枝を広げているが、そのうちの一本が折れてしまったようだ。

上を見上げれば小枝が青空へ伸び上がり、春にもなればまだ桜が咲く樹勢をそなえているらしい。









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次は「姥樫」と呼ばれる巨木である。

向尾根のヤマザクラからだいぶ離れてはいるが、林道をただひたすら歩けばいいので比較的わかり易いと思う。

林道からの分岐には道標がしっかりと建てられているので迷う事はないが、ここからが山歩きスタイルとなる。

地元では古くから「ウバッカシ」と呼ばれてきたようで、姥のような老樹という意味らしい。

幹は大きくねじれ、見るからに頑固者という感じがする。









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姥樫の次は「カツラ」である。

水気の多い渓流沿いに育成するらしく、ここも崩壊気味のカラ沢の上部に一本そびえ立っていた。

何でもハート型の葉っぱが特徴で、春の新緑や秋の黄葉時季が綺麗だという。









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次は飯盛峠に近い「シロヤシオ」である。

ゴヨウツツジが正しいが、地元ではシロフウリンとも呼ばれていたらしい。

5月になれば、あの純白の花が咲き誇る巨樹である。

カツラからここへ移動する際には途中部分的に不明瞭な場所もあるので、十分な下調べが必要だと感じた。

大半が林道歩きだったが、藪っぽい山仕事用の道筋を拾って上がって来た。









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そして、飯盛峠から檥峠へ移動し、昼食の場所探しをしながら歩いたが、良い所が見つからず、落葉の上で食べる事にした。

北風は避けて、日溜まりのポカポカしたとても心地よい場所だ。

おにぎりにパンにコーヒーと、たっぷり食べて飲んで再び行動開始だ。









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そして、「砥石のヒノキ」と紹介されている場所に到着した。

このヒノキは山の神の御神木として守られてきたらしい。

この付近で砥石が採れたことから、砥石のヒノキと呼ばれるようになったという。


 






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下るのも林道が檥峠まで通じている様子で、林道は避けながら尾根を歩くと風早山という存在を知った。

「かざはややま」と読むらしいが、まだまだ知らぬ山が山ほどある。









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そして、日向根集落まで下りてくる。

ここは下調べで悩んだ場所だった。

道も入り組んでいて、二ヶ所の巨木を見て回る為の最短コースはどこを歩けば良いのかと考える程迷路だ。









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まずはじめに「越沢稲荷の大スギ」へ立ち寄った。

建築材として広く植えられているスギは、たいてい30年から50年で伐採されるという。

しかし、巨木として保護されているこのスギは御神木として残されているようだ。









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越沢稲荷の大スギから次の「スギとカラシカ」へは適当な山道へ入ったが、それが運良く、目的の入口へ出た。

周囲は狭く、根元にある祠は山の神が祀られているという。

ここから尾根を更に下るが、一端、くぬぎむら交流館から越沢稲荷へ上がり、新柵山へ向かった。









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下山する場所は萩日吉神社に最も近い場所なので、尾根をただひたすら真っ直ぐ下った。

途中、「光岩」と称する看板に吸い込まれてしまったが、分けの分からない岩だと感じる。

想像するにヒカリゴケでもあるのかと考えたが、それらしいものはなかった。









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新柵山から小学校に近いところへ下山した。

ここからは車道を歩いたり、ゴルフ場の脇を歩いたりしながら巨樹巨木を訪ねなければならない。

まずは萩日吉神社の「児持杉」である。

男杉と女杉があるらしいが、樹齢はおよそ八百年だという。









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また、児持杉からほど近いところに「大カヤ」がある。

車道から幾分奥まった場所にあるので、少々息を切らせた。

ここまで来ると時間が気になり、黙々と歩かなければならない。









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次に訪れたのは「日吉神社のケヤキ」である。

社殿の裏にひっそりと佇む樹齢700年と言われる御神木だった。

予定では、ここから「上谷の大クス」へ立ち寄って、越生梅林を経由して越生駅へ出るつもりでいたが
 
どうみても夕暮れが迫っていることで、諦めることにした。

携帯電話とヘッデンを取り出してみたが、無理をせず、JR八高線で帰宅することにする。









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行き交う車もライトを点けて走り出し

足早に駅を目指すが、いささか車道歩きが苦になってきた。









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そして、駅へ向かう途中に「大イチョウ」があった。

根回りが約9mもあり、歴史的にも古くから植えられていたものだという。

やはり御神木として長きに渡り守られてきた様子だ。









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そして、JR明覚駅へ着いてみれば、既に日は落ちていた。

途中で疲れも出ていたが、終わってみれば久々に心地よい疲れを感じる。

これである程度の自信につながったと思う。

しかし、違和感が少しだけあったが、腰の事は忘れて夢中になれる日が近いようだ。

これで、まずは一安心する。



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あんぱん