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  •                                     四季折々の山と花の風景
2016/01/24 (日) 20:06:33

ちょっとあまくみてしまった真冬の雲取山

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久し振りに雪山へ行ってみることにした。通勤電車の車窓から眺めれば奥多摩や奥武蔵の山々もだいぶ積もっている様子である。トレースがなければラッセルを強いられ、単独では山頂を狙うことができない。雪遊びならともかく、それなりの労力と時間が必要だ。そんな事で、こういった時にはメジャーな山へ行けば必ず踏み跡があるので、この季節ならではの冬景色が楽しめるというものだ。ならば雲取山へ行こうという事で出掛けたしだいである。当初は欲張らずに天目山(三ツドッケ)か西御殿岩を考えていたが、どちらかといえば山頂まで到達できる可能性は雲取の方が確率は高い。そして、雪の多さからして、それなりにトレースがあればワカンもアイゼンもいらないだろう。日帰りであれば装備もさほど必要ではないと思うので、いつもの支度で出掛けた。









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夜明けと同時に小袖の駐車場を出発した。

雪のある雲取山はここ数年訪れていなかったので、長い一日になりそうな予感がする。

まずは、極力休憩する回数を少なくしてブナ板まで行く事を思い描いていた。

しかし、七ツ石の巻き道へ出ると風が強まり、手袋の中で指が痛くなりはじめる。









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そしてブナ板へ到着しやっと休憩に入るが、ますます指先の感覚がまひしてくる。

しかし、ここで食糧を補給しておかなければ山頂までは到底持たない。

しかたなく、素手で食べ物をあさった。

時折舞い上がる粉雪も大寒波の影響だろうか、とても冷たい風が吹き荒れ、地吹雪状態だ。









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ホームセンターで購入した手袋を準備してみたが、やはり防寒対策の効き目は少ないようだ。

ここは我慢して山頂へ向かうしかないだろう。

そこでひらめいたのが、手袋の中でグーパーをしながら歩く事だった。









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尾根のトレースは消えかかっている場所もあり、風の強さを物語っている。









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奥多摩小屋へ着くとソロのテントが一張あった。

その側に単独の登山者がいたが、挨拶もせずに先を急ぐ。

すると、雲取小屋にでも宿泊したのだろうか、上から団体さんが列を作って下って来た。









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そして、飽きた頃に時々後ろを振り向き、奥多摩の山々を眺めながら更に先へ進む。









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山頂へ向かう登山者に抜かれながら進むが、その人数はざっと5~6名だった。

どちらかと言えば、下山して来る方の方が多い。









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飛龍山やカバアノ頭を遠望するが、この季節ではとても近寄れない様子だ。

今日は天目山か西御殿岩でもどうかと考えてみたが、この積雪では無理だったと思う。

メジャーな山なら確実にしっかりした踏み跡があるので、雲取山で正解だったかもしれない。









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そして、ここまで来ればやっと一安心である。

雲取山の山頂は目と鼻の先だ。









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避難小屋に到着するが、石尾根を振り返り、その風景に浸る。









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天祖山や長沢背稜の峰々にもだいぶ雪がある様子だ。









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視界はとても良好だが、風がとても冷たい。

これで風が無ければ言うことなしだが…。









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そして、山頂へ移動して、和名倉への稜線を眺め









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三ツ山や飛龍山の稜線も眺めて









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久し振りに雪の雲取山を味わう。









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突風が吹き荒れる中、ここだけちょっと霧氷が着いていた。









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そして、山頂から避難小屋へ戻り、昼食にした。

陽当たりの良い小屋の入口のベンチに座り、おにぎりを食べて、ホットコーヒーを飲んで、身体を温める。









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昼食が終われば早目に切り上げて、下山開始だ。









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昼頃になると訪れる登山者も少なくなってきたようだが、山道は踏み固められ、下山時はとても歩き易い。

しかし、幾分おさまった感じがするが、時折とても冷たい風が吹き荒れてくる。









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この日、日本列島は非常に強い寒気が流れ込み、記録的な寒さになった様子だ。

新聞によれば奄美大島で115年ぶりの降雪を観測し、西日本を中心に記録的な寒さが続いているという。









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雲取ならさほど寒くはないだろうと

高をくくって来てしまったが、下山時もやはり寒さを感じる。

早足で歩いても身体は温まる様子がない。









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今朝、ブナ板で休憩した時に、あまりにも指先が痛み出したので

七ツ石山を回って帰ろうかと思ったが、山頂まで行けて良かった。

やはり山は何があるのか分からない。

これが谷川や八ヶ岳なら、どえらいしっぺ返しを食らうところだった。



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Trackback(-) comment (4) | 山さんぽ
comment
綺麗な写真
彩 #-
先日はちゃんとご挨拶もできず、大変失礼しました<(_ _)>どの写真も綺麗に取れていて、見た風景そのものです~♪

雲取山は大好きで、何度登っても毎回満足なのですが、やはり雪と青空のある時が満足度も高くなりますね。これに石尾根全体が霧氷だったりすると大感動なんですけど♪

この日は寒波と言うことで、靴下2枚、極寒用フリースのおかげで体はさほど寒くなかったのですが、やはり指の冷たさは厳しいですね。冬用のゴア手袋を愛用してましたが、今回はアイスクライミングをしている方に勧められたテムレス(冷凍庫作業などをするための手袋)を使いました。ゴアより指が楽なように感じました。

またどこかでバッタリしたときは、ちゃんとお話しできたら嬉しいです。
2016/01/28(木) 21:58:16 | URL | edit
彩さんへ
あんぱん #-
彩さん、おはようございます。
イエイエ、こちらこそ気づきませんで、大変失礼しました。しかし、彩さんのタイムを見たら雪の雲取でも凄いです。体調不良(二日酔い?)でも、まったく衰えをみせない、俊足のいきを感じました。雪の雲取山はポカポカ陽気の日に登った事がありますが、その記憶のイメージが強く残っていて、ちゃんとした装備をしないまま出掛けてしまいました。手袋はテムレスですね。明日、探してみます。教えて頂いて助かります。また、どこかでお会いできる日を楽しみにしています。
ありがとうございました。(ペコ)
2016/01/29(金) 05:08:41 | URL | edit
こんばんわ♪
トムラウシ #-
あんぱんさん♪彩さん♪
凄いですねお二人とも、雪の雲取でも日帰りですか!(@_@;

私は一泊で、またいってみたくなりました♪
(*^-^*)
2016/01/29(金) 23:02:59 | URL | edit
トムラウシさんへ
あんぱん #-
おはようございます、トムラウシさん。
彩さんはともかく、私の場合は登山口へのアクセスが近いだけですよ。だから、早出すればトムラウシさんでも十分に日帰りは出来ます。そこへゆくと彩さんは北岳を日帰りするという、とんでもない方ですけどね。

この季節、青空がとても綺麗ですね。石尾根の霧氷は一度見たことがありますが、それはそれは見事ですよ。私の場合は長沢背稜の赤線がまだつながっていないので、小屋泊まりならそちらを歩きたいですね。

では、また(^^)

ありがとうございました。(ペコペコ)

2016/01/30(土) 04:15:19 | URL | edit
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あんぱん